こうやって喧嘩になりました…笑

ハラワタが煮え繰り返るってこういう意味

院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
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2020/11/30 　No.797

日曜日の昨日

少しだけ買い物などに出かけましたが
結構走り抜けた１週間ですから

家でゴロゴロしながら
子ども達と遊んでいました。

すると、産後の妻から
いきなり

「何もしない」だの

「何にも手伝わない」だの

お叱りを受け

カチンと来た僕は

「うるせぇ〜！！」

と反論というか、ただ言い返しただけ（笑）

ちなみに、怒ることを

「ハラワタが煮え繰り返る」

と、昔から言いますが

ハラワタって「腸」のことで
ハラワタを変換すると「腸」になります。

「ハラワタが煮え繰り返る」
というのは

怒りや、我慢を腹に溜めすぎて
腸に異常を起こす意味も含まれています。

ストレスで便秘・下痢とか？

ストレスで肌荒れとか？
（これも腸の影響）

色々あるじゃないですか。

でも、なんで

腸が煮え繰り返るのか？

実は東洋医学にも関連があるんです。

東洋医学の
陰陽五行論では

この世の全て（人間も含む）は

陰と陽に分けられ
そして、五行という５つに分類できる、とされ
（木・火・土・金・水）

「内臓の不調は感情に影響を受ける」

という概念があります。

現代医学でも

ストレスで肝臓とか胃腸を
悪くする病名があったりしますよね？

シンプルに

感情と臓器の関係では

「怒り」は「肝臓・胆のう」になるんですが
（怒ると痛めやすい臓腑）

少し捻って見てみると…

ハラワタを「小腸」として

小腸は心臓とセットになり
感情は「喜ぶ」などの興奮を指し

五行では「火」の特性があります。

小腸と心臓は

内臓の中でも体温が高く
癌などにもすごくなりにくい場所で

血流の源の心臓と

血液を作って
免疫を担う小腸

この二つがセットだなんて
それだけで言葉が出ないほどに
深く納得してしまいます…

ま、それはいいとして（笑）

小腸を「火」としてみると

小腸の親は
「怒り」の感情である
「肝臓・胆のう」の「木」

怒りという感情を拾って

燃える材料（木）を
手入れた腸は

グツグツと
その怒りをさらに加熱（火）させる…

おぞましい限り…（笑）

と、まぁここまでは
ちょっとした小話です（笑）

話聞（わもん）という
言葉を聞いたことがありますか？

僕はとある研修で
話聞（わもん）を初めて聞きました。

漢字の通り
「話を聞く」という能力というか
姿勢というか、在り方の意味です。

相手の話を聞くときは
まずは黙って話を聞きなさい。

って。

途中で、話を遮りたくもなるし

途中で、すぐに何か言いたくなるけど

相手も、話している間に
いろいろ整理されてくるので

じっと、聞いていると
最後に腹の中の答えが出てくるんだと。

最初のうちは

表面的な感情や不満が出てくることが多くて

その根底にある「気持ち」は

そう簡単に、すぐには出てこないんです。

これは治療院での問診やカウンセリングでも
意識をしていますが

そう簡単に完璧にはできません…。

子どもが泣いたり怒ったりしている時は

「どうしたの？」

「何かあったのか？」

と、まずは
「教えて欲しくて」

そういう姿勢を
自然と取っているよな〜って気がつきます。

カラダの仕組みから
少しだけ説明…

産後はオキシトシン（射乳ホルモン）
というホルモンが分泌されながら
育児をしていきます。

これには母性本能を引き出す作用もあり

動物が、子どもを守るように

母は、今一番小さな我が子を
守る感情に入ります。

だからね

うるせぇ〜！！

なんて言っている場合ではなく
ちゃんと話聞（わもん）が必要…。

子ども達からも

「お父さんが悪いんだよ」

「お父さんのせいだ」

と言われ…

ショック…。

お前達だって一緒に
楽しんで遊んでいただろ！

ということで…

今日から
悟りを開きます…（笑）