昨日は頭痛で
駆け込み治療がありました。

 

今まで経験したことがない痛み
顔を歪めるほどの痛み
痛み止めが全然効かない

なんてことで
公式LINEからご相談いただき

 

念の為、病院受診を先にしてみて
緊急性が低いようなら、当院で治療してみましょう。

 

という流れ。

 

頭痛の治療はよくやります。

緊急性の高い兆候を見落としてしまっては
最悪の事態にもなり兼ねないので
その辺は腰痛でもリスク管理をしています。

 

今日はそんな話。

 

 

このブログは
こばやし治療院 院長の小林大介が

日々真剣に患者さんと向き合って感じる
「氣付き」をつぶやくブログ。

 

 

治療に通い続ける人
不必要な治療・薬を続ける人

病名・病気を大切に持ち続ける人

 

そんな方々を、減らすための
札幌北区にある整体・鍼灸治療院。

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2023/2/15     No.1607

■  安全に治療を進められるか?リスク管理が先
緊急性のある頭痛と、当院での頭痛チェックポイント

 

 

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。

 

 

 

緊急性の高い頭痛は

脳出血、くも膜下出血、脳梗塞
硬膜下血腫、脳腫瘍、髄膜炎…

 

など、ちょっと怖い疾患名が並びますが

 

大切のなのは
緊急性の高い兆候、症状

 

手足に力が入りにくい
痺れ、呂律が回らない、けいれん

などの明らかなものと

 

 

物が二重に見える
めまい、ふらつく

などの本人の感覚と
観察が必要な症状もあれば

 

 

吐き気、顔が歪むほどの激痛

などもあります。

 

 

 

どれもLINEなどで判断するには
正確性に欠けそうなので

「痛みがかなり強い」
「経験したことがない痛み」

ということで病院へ。

 

 

 

 

検査の結果、特段緊急性もなく
異常もなく…

 

 

こうなれば、僕の出番!

 

 

 

頭痛さんに
チェックするポイントは…

 

・足が冷えていませんか?
・睡眠不足、睡眠の質が悪くありませんか?
・低血圧(もしくは高血圧)はありますか?
・食いしばりや、歯軋りはありますか?
・早食いですか?
・甘いものは好きですか?
・水分摂取は足りていますか?
・便秘はありませんか?

 

などなど。
(ざっと今思いつく範囲で)

 

 

 

さらに、身体の検査で見るポイントは…

 

骨盤、腸、足の冷え

呼吸、お腹の張り、肝臓、脾臓

 

首、頭蓋骨、顎
(時々、眼球の動きも)

 

 

この辺も症状を聞きながら
実際に検査をしながらやっていくので
完全に上記と一致はしませんが。

 

 

 

 

・足が冷えていませんか?
・水分摂取は足りていますか?
・低血圧(もしくは高血圧)はありますか?

 

この辺は血流の確認です。

 

 

足、もしくは手も冷えていると
抹消まで血液を送る力が
弱くなっている可能性があります。

 

脳、頭へは
心臓から重力に逆らって上に血が昇ります。

 

この時に、結構な力(血圧)を使うんですが

 

頭に限らず、抹消まで巡りが悪い場合には
頭の毛細血管にも血液が不足している可能性がある。

 

そうすると、血を巡らせるために
血管が強く収縮していると

その手の頭痛が起きたりもします。

 

または、抹消へ行った血液が
上手に戻ってこない状態でも

むくみのようになって
同じように血管収縮痛が起きます。

 

 

手足への血流を増やして

頭から首、カラダへの通りを良くしてあげると
痛みが軽減することが多いです。

 

 

 

 

次に

・食いしばりや、歯軋りはありますか?
・早食いですか?

 

これは、顎の緊張やバランスが悪くなっていたり
噛む力がとんでもなくに強かったり…

 

早食いさんは、内臓にも負担がかかるので

お腹の張りや、背骨の張りで
呼吸が浅くなり、酸素不足傾向。

 

 

鼻呼吸が出来ていないことが多いので

脳がオーバーヒートしやすい。

 

 

鼻呼吸って
脳をクールダウンしてくれるんですよ。

 

 

 

そうすると、抹消血管の酸欠にも
注意が必要だし
(これが頭痛を作ります)

 

そもそも、体の回復機能が弱くなりやすいです。

 

 

酸素は細胞に必須ですからね。

 

 

 

そこで

・睡眠不足、睡眠の質が悪くありませんか?

 

という質問も

 

血管や筋肉、自律神経なども
休まる時間が必要。

 

寝ている時には
重力に対して横になっているので

体液がキレイに流れやすいです。

 

 

当然の脳の中の
脳脊髄液も流れ、毛細血管も流れ…

 

 

一時的な頭痛も

数日経てば落ち着いてくることにも
睡眠の効果は切っても切り離せません。

 

 

睡眠について、もう少し知りたい方は
こちらの記事からどうぞ。

 

2023/1/31     No.1592
■  気持ちがいいのは知ってるけど…
週末の寝溜めで狂ったリズムが戻るのは〇〇までかかる

週末の寝溜めで狂ったリズムが戻るのは〇〇までかかる

 

 

 

最後に

・甘いものは好きですか?
・便秘はありませんか?

 

 

これだけじゃないんですが

直接糖は内臓へのダメージが大きい!!

 

 

 

直接糖は、脾臓や胃に負担をかけ
左側、前頭部(おでこ)の頭痛に関係するという見方。
(東洋医学的観点)

 

また、肝臓にも負担をかけますから
右側の頭痛、目の痛み、肩こりからの頭痛にも。
(結局全部じゃん。。。笑)

 

 

 

あとは、腸内細菌を材料に
脳内ホルモンが作られます。

 

 

 

つまり、便秘や腸内環境が悪い状態だと

 

ホルモンバランスも良くないかも?

ホルモンの分泌、質も気になるところ。

 

これは、食べている物
飲んでいる物などの問題もある。

 

 

 

結局はこうして

全身状態の一端として
頭痛が出ているので…

 

 

 

頭痛に特化した施術もあるにはありますが
(僕もやりますよ)

 

根本的には、再発しないためには
頭痛体質を変えていくには…

 

全身の状態、生活に目を向けましょう。

 

 

 

ちなみに、昨日の頭痛の方も

 

治療を始めると徐々に痛みが引き

帰られる時には
大幅に痛みが減少。
(ゼロとまではいきませんでしたが)

 

 

最初に、足と首、頭付近へ鍼をして
足と肝臓へ光線を当てて温める。

 

 

その後、骨盤、背骨、首、頭蓋骨を
整体で調整して、呼吸が深くなってから

お腹の張りも取れました。

 

 

最後に、首、頭の後ろ付近の
気にある部分へ、もう一度鍼をしました。

 

 

 

 

このあとは

どんな時に
痛みが強くなるのか?

気温、時間、食事、精神面、手足の冷え具合など

 

「きっかけ」「条件」を
自己観察してもらいながら

 

 

症状を安定させていきます。

 

 

自分では原因がわからないものでさえ

こうやって、多角的な視点から話をしてみると…

 

 

 

自分で、気をつけたらいいこと
観察してみるといいこと

自分でもできる方法など

そういう段階まで進めます。

 

 

 

「頭痛持ち」「体質」と
一言で片付けたりせずに

 

自分と向き合ってみると
意外なところに原因があったりもするものです。

 

これは腰痛も同じ。

 

 

 

一応、頭痛や肩こりなどの治療も
かなり多くやっていますので

今日は頭痛について書いてみました。

 

 

今日は、これでおしまい。
また明日!

 

 

いつもいつも
こばやし治療院を支えてくださり
本当にありがとうございます。

 

 

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