最近、骨密度とかカルシウムとか
乳製品とか…

なんだかそんな話を多くいただきます。

 

何度も言いますが
単一栄養素で考えるのはイマイチ

体内での複合的なチームワークを
イメージすることが大切です。

 

 

乳製品大好きな人は
睡眠の質が浅かったり、神経痛があったり
自律神経なんたらとか

いろいろあるので
過去の記事を1つにまとめてみます。

 

 

 

このブログは
こばやし治療院 院長の小林大介が

日々真剣に患者さんと向き合って感じる
「氣付き」をつぶやくブログ。

 

 

治療に通い続ける人
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2023/3/8     No.1628

■  神経痛、自律神経、睡眠、疲労回復、冷え性と、関連事項は多い
骨密度とカルシウム(牛乳)、リン、マグネシウム

 

 

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。

 

 

 

牛乳は母乳の6倍以上のリンが含まれ

 

カルシウム(Ca)
リン(P)
マグネシウム(Mg)のバランスが悪く

 

体内のバランスを乱しやすい。

 

 

 

そもそも

「カルシウムをたくさん摂れば
 骨が強くなる」

ということ自体が間違い。

 

 

 

Ca単一摂取は、動脈硬化や血管石灰化
結石などのリスクもあれば

「反対に骨が弱くなる」というデータも多数。

 

 

冷え性とか低体温にもなりやすいので
本当に注意が必要です。

 

 

 

今日の話は少し難しいかも知れませんが
この記事だけで結構な情報を得られるように
長文を書きます…。

 

 

 

 

一番有名な話から行くと
「カルシウムパラドックス」という逆説。

 

Caは本来、血液中で神経の伝達など
生きるために不可欠な役割するのが本職。

 

骨は、その生きるために必須な
「Caを保管しておく倉庫」なわけで

 

 

 

血中にCaが不足すると
骨からCaを補充する。
(骨を溶かす)

 

 

 

だから、食事で不足していても
同じようなことは起こるんですが…

 

 

Ca単一摂取で
血中Ca濃度が一気に増えると…

 

基準値を大幅に超えたCaを
基準値内に収めるために

ホルモンの作用で一気に下降させます。

 

 

この時、Caは
吸収されずに排泄されてしまう。

 

 

そして
基準値よりも下がったCaを補充するために
骨からCaを補う。

 

これがずっと連続的に起これば
骨が弱くなります。

 

 

 

ま、この辺は何回も書いたからいいとして…

 

 

 

【以下、過去の別記事から転用】

 

牛乳が普及したのは
戦後のアメリカ占領後。

 

日本にパン食を定着させて
アメリカの小麦を売りたい

そんな経済的な理由もありつつ

 

 

パン食に味噌汁は合いませんので
必然的にパンには牛乳ということになります。

(僕の祖母は食パンに味噌汁だったけど笑)

 

 

その後「牛乳は完全食品だから健康に良い」と
学校給食に取り入れられるようになりました。

 

もともと、乳製品なんか
ほとんどなかった日本に

急激に普及したのは
こういう産業的な理由があるんだと。

 

 

よくいう「カタカナ食品」って
外国の食品が増えた頃から
アトピー、アレルギーが増えているって
聞いたことありませんか?

 

以前の食文化の方が
変な病気は少なかったはずです。

 

 

 

ついでにね

母子手帳(母子健康手帳)ってありますよね?
今やコロナワクチンが母子手帳の載ったと
本当に腹立たしいことですが…。

 

 

母子手帳はアメリカで始まったもので
その影響で戦後に日本にも広がります。

 

その母子手帳に
「子どもに牛乳、粉ミルクを飲ませるように」と

当時の母子手帳には
大手乳製品企業のコマーシャルが載っていた。

 

 

こうやって

生まれてすぐの段階で
牛乳を飲ませるための仕組み作り。

 

 

ちなみに、アメリカでは
母子手帳の普及は浸透せずに廃止になって
日本にだけ残っているみたいです。

母子手帳の成長曲線の基準も
日本人向けではなく、アメリカ式だという話もある。

 

だから、単純に
「基準と違うから」と言って

発達が遅いとか、悩みすぎる必要はないですね。
(栄養面とか、食事の面は気をつけたほうがいいですが)

 

 

 

 

牛乳に含まれる乳糖を
分解する酵素(ラクターゼ)が日本人にはない

って聞いたことありますよね?

 

70〜80%の方が
乳糖を消化できないと言われています。
(乳糖不耐症)

 

 

 

日本人を含むアジア人、アフリカ人などの場合
離乳期以降は分泌されなくなるようで

 

 

 

その結果

乳類に含まれているカルシウムが
上手に吸収できないだけでなく

他の食品から摂取したカルシウムを
体外へ排泄してしまうというデータが
すでに1960年代に報告されています。

 

 

 

冒頭に書いたように

牛乳って、リンがとても多い。

 

 

 

リン(P)とカルシウム(Ca)は血液中で
バランスを取り合っています。

 

Ca濃度だけではなく
Pの血中濃度が上昇すると…

Caは、Pとバランスを取るために
骨からCaを移動させ

血中でCa/Pのバランスを保ちます。

 

 

ここでも
骨からCaが抜け出し
骨が溶ける。。。

 

 

リンが増え過ぎると
骨は弱くなる

 

 

 

 

インスタント食品、肉の加工品に含まれる
リン(リン酸塩)が骨を弱くするって
聞いたことありますよね?

 

もし、初めて聞いたなら
覚えておいてくださいね!

 

 

実際に大学の研究もされています。
ハーバード大学、イエール大学、沖縄の三大学共同研究などで

 

牛乳・乳製品が多いと骨折率も高い。

癌や、難病のリスクも上がること

 

そんな報告、指摘もある。

 

 

 

 

そして

常にたくさんのお乳を出すために
乳牛さんたちも

抗生剤、ホルモン剤を投与されます。

 

 

 

授乳期の人間でさえ
「授乳中はお薬を飲まないほうがいい」
と言われているのは

 

母乳の中に成分が入るから。

 

 

 

つまり

乳製品=ホルモン剤

 

発育段階では成長ホルモンへの影響
大人でも性ホルモンへの影響もあり

ホルモン性疾患、生殖系の疾患
不妊、不育、癌など

いろいろと指摘されているじゃんかよ…。

 

 

 

当院でも、牛乳をやめて
冷え性と神経痛が良くなった患者さんがいます。

 

 

 

もちろん治療をしながらですが

施術で、骨格や筋肉、血流などを整えて
患者さんご自身も食や栄養、睡眠など

施術効果を引き出すために取り組んでいただけると
非常に効果的です。

 

 

 

 

牛乳は冷え性も作るし

 

 

どんなに対策をしても
牛乳(乳製品)の冷えは強く
摂取をやめないと(もしくは減らす)

改善が難しいことがあります。
(低体温にもなりやすい)

 

 

 

 

前にも書いたように
ミネラル(カルシウムなど)は
チームワークで働くものなので

 

バランス、組み合わせが大切。

 

カルシウム(Ca)
マグネシウム(Mg)
リン(P)、のバランス。

 

リンはカルシウムと結びつくと
(リンも骨の材料ですが)

リン酸カルシウムとなる。

 

 

このリン酸カルシウムとは
いわゆる「カルシウム剤」なんですが

リン酸は腸内でミネラルと吸着するので
リン酸カルシウムは体外に排出されます。。。

 

 

 

 

最近では
お医者さんでも牛乳を勧めない人が
増えましたよね。

 

 

 

日本人の70%以上が乳糖不耐症で
民族的にも相性が悪いことも

 

歴史的にも
戦前には乳製品はほとんどないことも

 

 

頭の中に
「常識」として認知されていると

なかなか調べたり疑問を持ったりもしませんが
戦後大きく乱れてしまった食文化は

教科書にも、保健所にも
なんだか「健康の常識」として定着しています。

 

 

 

 

日本の健康事情が
もっと世界に誇れるのなら…

 

きっと、その「常識」も
信憑性が高んでしょうけど

 

 

 

長寿であっても
健康寿命が低い

人生最後の10年は
ほぼ寝たきりの日本人を見ていると

 

 

一般論こそが胡散臭い。。。

 

 

 

 

 

 

牛乳(乳製品)に含まれる
ホルモン剤

 

遺伝子組み換えのエサを食べて
体内で作られた母乳(牛乳)

 

 

 

こうして間接的に摂取した
ホルモン剤は

ホルモン性疾患の原因となるし
乳がん、前立腺がんなどのホルモン関連のがんも増える。
(事実増えています)

 

 

 

子どもへの摂取も
大問題でして…

 

ホルモン系の食品摂取は
子どもの早熟問題が挙げられます。

 

乳歯が早く抜けたり
身長が伸びる割には骨が弱かったり
筋力が弱かったり…

 

 

コンビニや、スーパー食、冷凍食品なども
ホルモン剤摂取も増えますね。

 

 

 

 

さ、こんな感じで
一通り乳製品をけなすにけなしたところで
今日はやめておきましょう(笑)

 

牛乳はダメでも、ヨーグルトは?

とかも、大差ないです。

 

 

チーズは、おつまみに美味しいですよね(笑)

でも、別にカラダには良くない。

 

 

 

給食に牛乳とパンを出している時点で
本当の意味で、子どもの健康なんて考えちゃいない。

 

と、暑苦しいこと言ってみる。

 

 

内臓疲労も、骨密度も、神経痛も
睡眠の質低下もミネラルバランスを整えましょう。

 

特に、カルシウムとマグネシウムのバランスは大切!

 

骨を強くしたい時には
カルシウム単独ではなく
マグネシウムとのバランスも考えましょう。

ミネラルだけじゃなく
タンパク質や良質な脂質もあると
体つくりには効率的ですね!

 

 

 

ということで、長くなり過ぎなので
その辺はこちらの記事を紹介します。

2022/4/14    No.1299
■  陰陽五行論では春は肝臓
春の肝臓疲労とマグネシウムのミネラルケア

春の肝臓疲労とマグネシウムのミネラルケア

 

今日は、これでおしまい。
また明日!

 

 

いつもいつも
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本当にありがとうございます。

 

 

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