耳鳴りと腎臓

東洋医学では耳は腎臓から紐解くことも

昨日は満床。

テンポ良く治療も進みました。

耳鳴り、耳閉感（詰まった感じ）などの
相談も受ける今日この頃。

最初は腰痛などの相談から
一緒に悩んでいる体質や他の症状についても
なんとかなりませんか？

というのがよくある流れ。

こんな症状も治療できるの？

なんてものも
まずは、お声掛けくださいね。

このブログは
こばやし治療院 院長の小林大介が

日々真剣に患者さんと向き合って感じる
「氣付き」をつぶやくブログ。

治療に通い続ける人
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そんな方々を、減らすための
札幌北区にある整体・鍼灸治療院。

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2023/5/12     No.1693

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。

耳の症状は
腎臓で診る

東洋医学では

内臓と体の各所をセットで考えます。

内臓や感情、体の各器官を
関連つけて考察する陰陽五行論ですね。

例えば

肝臓は「目」
ドライアイも、目の疲れも視力も
ものもらいなどの出来物も…

肺は「鼻」
鼻水、鼻詰まり、花粉症（アレルギー症状）
嗅覚も。

その器官（目や鼻など）に症状が出ると
該当する内臓の状態を観察する。

腎臓は「耳」で
髪の毛や骨（関節）、歯なども
関連部分になります。

各器官に症状が続いていると
その内臓の機能が落ちている。

と、シンプルにすると
そんな感じで

その内臓をフォローするツボや
施術をすることで治療を展開していく。

ただ

耳の治療って
難しいんですよね。。。

「聞こえる」というのは

特殊な機械を使わなければ
基準を測れないので

関節が曲がるようになった

動くようになった

などの客観的な指標がないから

ずっと「本人の主観」のみを
追いかけます。

少し良くなったくらいじゃ
ハッキリとはわかりにくいだろうし

細かいやりとりが大切ですね。

当院での話ですが

耳の症状を訴える方の大半が

腰痛や、冷え性、むくみなどもある。

これは、やっぱり
「腎の関連症状」として気になりますね。

さらに
アレルギー、便秘などもある方が多い。

これは「肺の関連症状」

先程の五行論では
腎臓に気を送る「親」が
肺にあたります。

小難しい話なので
シンプルにすると

肺の機能が弱くなると
腎の症状も出てくるってこと。

実際の治療は

顎、首、頭蓋骨などの調整もします。

顎は、耳の穴のすぐ隣で
関節の動きも、周りの筋肉も
とても関連深い。

自律神経、脳神経
血流などを考えると首も大切だし

頭蓋骨をの調整だってします。

そこに、東洋医学のツボを使う
主に手足と背中。

さらに、腎精を補う食養生ですね。

色々とあるけど
塩と水が基本。

それでも
「簡単ではない」のが
耳の症状。

耳から入る音の伝達には
当然、脳神経も作用するので

腎臓のフォローと並行して
神経系の施術や、神経に必要な栄養補給。

一つの方法で改善を狙うのではなく
視野を広く、色々と同時進行するのが
大切な部分ですね。

どんな症状でも
施術に加えて、自分でもできることを
少しずつやっていきましょう。

その方が、早く目標が達成されます。

ちなみに西洋医学では
腎臓は右も左も同じ働きとしていますが

東洋医学では

左の腎臓：生殖系
右の腎臓：水分代謝

なんて視点もあります。

さらに、左右の腎臓をフォローするために
使うツボも若干違うんですよね〜

おもしろ。

僕も、いっつも
治療の方針や方法は調べたり考えたりの連続です。

事細かに、悩んでいる症状を教えていただけると
とても嬉しいので一緒に進めていきましょう！

今日はこれでおしまい！

また明日！

いつもいつも
こばやし治療院を支えてくださり
本当にありがとうございます。

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