熱中症対策は〇〇が最優先！！

院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
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当院は完全予約制の治療院で
すべて自由診療「保険を使わない施術」

１回でも変化がわかる
『保険治療では得られない効果』をご実感ください。

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【７月の受付状況】
毎週水曜院長不在
（講師業務のため）

７／９（土）〜７／１２（火）
地方出張のため院長不在

2022/6/30    No.1376

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。

水曜日の昨日は
専門学校で講師業務

空調よりも、常に窓開けが当たり前な施設。
（換気のためってやつです）

湿度、蒸し暑さ、深い指数の高い中
授業で声を張り続けるのは
中々なもんでした…。

関東圏は40度近い気温で
熱中症警報

北海道も、なんだか
雨が続いて本当にうんざり…。

エアコンも除湿を入れれば
まだ肌寒い感じ。

院内の温度湿度管理も
難しいです。

テレビでは
熱中症予防の情報を毎日配信。

それでも

熱中症になる方は
後を絶ちませんね。。。

ほとんどが高齢の方で
確かに、こんな暑ければ危険。

高齢者の入居施設やデイサービスなどで
エアコン設備がないなんてのは問題外で

当然、その辺は
しっかりとしていると思いますが

一定の温度管理ができる環境なら
熱中症はかなり防ぎやすくなります。

最大のポイントは

水分摂取です。

もう大半の熱中症患者は
摂取量が少なすぎる。

摂取量への
認識が甘すぎる。

僕の友人の方でも
夏に熱中症になり入院してしまった方がいます。。。
（無事に退院され今は元気です）

その方は、気温25〜27℃くらいの中

５〜６時間、外を出回り
帰宅後にフラフラと目眩を起こして
病院へ行ったそうです。

そんな話を後で聞かされ…

「ちゃんと水分は摂っていたの〜？」

と、聞くと

「ちゃんと飲んでたよ！！」

と、即答。

「どれくらい飲んでたのさ〜？」

と、さらに聞くと

「500のペットボトル半分ちょっとは飲んでた」

と、全然少ない水分量を自慢げに話すので

「全然足りないし（笑）」

「何を飲んでいたの？」

と、ツッコみながら、さらに質問。

「お〜◯、お茶の濃い味」

だなんて言うもんだから

「そりゃあ、熱中症にもなるわ…（苦笑）」

と、言うしかない僕でした。

夏日の屋外で
汗をかいて、体温調節にも水分を消費している中

摂取したのは
300ml程度の緑茶のみ。

この300mlが
多いのか、少ないのか

ピンと来なかった人は
既に予備軍かも知れません。

もちろん、数日前から当日の体調や
睡眠や食事、栄養状態なども関係します。

もう何度も書いてきたけど

熱中症は
休んだら治る一時的な症状ではなく

重篤な後遺症を残す可能性がある

命の落とす可能性もある

危険な急性疾患です。

だから、マスク下での運動をやめろと言うんだ。

何にもわかっちゃいない人達が
運動時の急性疾患を軽視しているだけの

超絶恥ずかしい愚策だぞ。

僕は、専門学校で
救急処置から、スポーツ現場での安全確保について
授業を受け持っている。

もちろんスポーツ現場でも
熱中症は何件も処置をしてきたし

自分のチームからの
発症者は的確に減らすことも出来た。

北海道でも、２０代のアスリートが
熱中症で突然死したこともある。
（僕の契約チームの対戦相手でしたね）

運動時は1時間に
500〜1,000mlの水を飲みましょう。

もちろん、運動ないような環境によりますが
暑い時期の汗だく状態なら、これは最低限必須。

運動をしていなかったとしても
屋外で汗をかいているのなら

１〜２時間で500mlは
飲んだほうがいいです。

摂取した水は
汗として出てこなくても

体内の体温調整で消費しています。

つまり、暑熱環境では
自分の体温を一定に保つため
熱を放散して、体温上昇を防ぐために

かなりの水を消費しています。

そこにさらに汗の量が増えると

５〜６時間で300mlって論外っす。

飲み物は出来たら水がいいですね。

本当に、気温も高くて
汗もすごい時にはスポーツドリンクもいいですが

糖分摂取からのインスリン分泌で
疲労感も出ますから

かえって、その疲労感のせいで
熱疲労っぽくなる人もいますね。

だから、基本的に
運動中はスポーツドリンクを飲ませません。

あと、塩分を気にして
そういう飴とかタブレットとか
一生懸命にペロペロしている方

意欲的なのはいい事だが

そんなものよりも
水が最優先だぞ、と（笑）

運動で足が攣るとか

そういう対策で塩分（ミネラル）を
どーのこーのやるならまだわかりますが

あなたの運動量では
そこまで必要ないから、黙って水を飲みなさい。

という感じ（笑）

この辺は、また今度書きますね。

こんな感じで、結局は

熱中症への認識の甘さ

必要水分量などを知らない

知ろうとしない

だから、熱中症になるんだ、と。

僕は長い時は６〜７時間と
屋外の炎天下でトレーナー活動をしていたけど

暑さによる
「あ〜疲れたな〜」

という感じはもちろんあったが

熱中症にはなったことがありません。

だって、ちゃんと対策をしているから。

水の摂取量

日陰での休息
（サボってないですよ笑）

睡眠不足・空腹などのないようにする。

基本的に、塩飴とかタブレットとか
一切、舐めません。

あ、麦茶は時々飲みます。

麦による熱取り
それからミネラルも補給できます。
（含有量は多くはないけど）

あとは、当日の行動だけではなく

日頃からの水分摂取や
体調管理が下地になるわけで

体内に水を充満させておく作業は必須ですね。

熱中症対策としては

当日は、何よりも水分摂取。

そして、暑熱環境から出て休息
（日陰、冷房下など）

あとは、日頃からの
体調レベルが物を言いますから

夏を元気に乗り越えたい方は
今からしっかりと自分と向き合いましょうね！

水を飲め！

というと

全く動かない高齢の方が

４リットルも５リットルも飲んで
水毒症になったとか…。

なんで、そう極端なんでしょうね。

水族症の話を聞いた方が、今度は

水を飲みすぎると危険だ！

となって
水分摂取量が減る。。。

情報発信している側は一生懸命に啓蒙しても

「見ない、聞かない、思い込み」

には、勝てないのかな、と

最近思うところですね。。。

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